Windows10がリリースされました。
Windows8はタブレットを強く意識してタッチ操作を主体に考えたものでしたが、
従来のWindowsユーザーにとっては操作性が大きく変わっており不評。
Windows8がイヤな人向けに、Windows7のモデルがずっと現役で販売されている状況でした。
今回のWindows10では、
PCを立ち上げたら即デスクトップ画面となり、
スタートメニューが復活。
Windows7のイメージに戻っています。
スタートボタンをクリックすると、Windows8のModern UIのようなメニューが出ます。
最近使ったアプリなどが表示される点も良いと思いました。
Windows10は最後のメジャーアップデートと言われています。
Windows7の次が8だったので、普通なら9になりそうなものですが、
Windows9という中途半端な数字を最終版とせず、キリの良いWindows10にしています。
Windows8が不評だったために、大きな変革をしたいという意図もあったのかもしれませんね。
WindowsのトップTerry Myerson氏とJoe Belfiore氏が、記者会見で
「seven ate nine(≒7,8,9)」
と言ったらしいです。
「7は9を食べちゃった」と。
おもしろい!
Windows8の流れを組むWindows9を食べたことで、
7+8’=「7」と「8の進化版」のいいとこどり
という見方もできますね。
パソコン用のWindows 10としてはHome、Pro、Enterprise、Educationの4つ。
Home:個人向け
Pro:個人/中小企業向け
Enterprise:企業向け
Education:教育機関向け
このうち、HomeとProは無料アップグレード対象となっています。
Windows10の最低システム要件はWindows7,8.1と同じですので、
7や8が動いているPCなら問題ありません。
Microsoftのホームページではシステム必要要件として以下の記載があります。
今現役で動いているPCならだいたいみんな大丈夫ではないかと。
項目 | 32bit版 | 64bit版 |
---|---|---|
CPU | 1GHz | ← |
メモリ | 1GB | 2GB |
HDD空き容量 | 16GB | 20GB |
グラフィックスカード | DirectX 9 以上 | ← |
ディスプレイ | 800x600 | ← |
Windows8に対し、Windows10では何が変わるのでしょう?
代表的な内容をまとめてみます。
Windows10では、インターネットエクスプローラではなく、「Microsoft Edge」というソフトに変わります。
ウェブページを見ながら何か気になったことがあれば手書きメモができて、他の人とも共有できます。
インターネットエクスプローラも互換性確保のために搭載されるそうです。
音声アシスタント機能のCortanaというのが搭載されます。
iPhoneなら、siriという音声アシスタントがありますが、これのWindows版。
音声で操れるPC。
新しいアプリケーションがたくさん生まれそうで楽しみですね。
残念ながら日本語版は7月29日のWindows10リリースには間に合わなかったですが、数ヵ月後にInsider Program向けにリリースされる見込みです。
一般向けは更に数ヵ月後位かな?
ということで、
想像ですが、1〜2月位には一般向けリリースされるかな?
楽しみですね。
生体認証機能として「Windows Hellow」を搭載。
顔認証、虹彩認証、指紋認証の3種類。
これ、すごいですね。
顔や指紋認証は分かると思いますが、
虹彩(こうさい)というのは、黒目の内側で瞳孔より外側の部分。
母親のお腹の中にいるころに形成されてその後変化しないそうで、例えば充血しても認識に影響しないそうです。
一卵性双生児でも虹彩は異なるらしいですよ。
なんだか、ハリウッド映画の世界ですね。