Build To Orderの略。
自分好みの仕様をきめ細かく選ぶことができます。
いらないソフトウェアを削除したり、HDDの容量を必要容量に下げることで、より安価にパソコンを購入することができるし、逆にハイスペックにするために、CPUやメモリーをランクアップすることも可能。
まさにオーダーメイド。自分のほしいパソコンを手に入れることができます。
パソコン購入は、「あーでもない、こーでもない」と仕様をいじっているときが一番楽しかったりします。
★BTOを基本にしているDELL(デル)のパソコンはこちらで紹介しています。
Microsoftから提示されている最低必要条件を以下に示します。
Windows Vista | Windows 7 | |
---|---|---|
CPU | 800MHz以上 | 1GHz |
メモリ | 512MB | 32bit:1GB 64bit:2GB |
HDD空き容量 | 15GB | 32bit:16GB 64bit:20GB |
ビデオカード | DirectX9対応(ビデオメモリ256MB) | DirectX9対応(Windows Display Driver Model 1.0 以上) |
Vistaから7への変更で動作が軽くなると言いますが、
7の方が最低必要条件が高く設定されているのが分かりますね。
上記は最低必要条件ですが、快適な動作を望むなら、
CPUはデュアルコア以上、
メモリは上記の2倍以上にしたいところです。
Starter | 低スペック、低コストPC向け。制約多数。 |
Home Basic | 新興市場向け。日本ではMSDNなどを除き提供されない。 |
Home Premium | 一般向け。Vista Home Premium相当。 |
Professional | 上級者、小規模ビジネスユーザー向け。 |
Enterprise | ビジネスユーザー向け最上位版。ボリュームライセンスでの提供。 |
Ultimate | 一般向け最上位版。 |
よくわからない方は、Home Premiumで良いと思います。
Windows 7の各エディションの機能詳細はこちら。
同じ種類のCPUなら、クロック周波数が高い方が処理速度が速くなります。
・・・というのはよく知られていることですが、ここでややこしくなるのはCPUメーカーが違う場合の比較。
実はCPUの速度は、クロック周波数×IPCで決まります。
IPC:Instructim Per Cycle。単位クロックあたりの処理能力のこと。
AMDのCPUはインテルのものと比べ、IPCを高く、クロックを低く設計されていることが多いようなので、この場合同じクロックのCPUならAMDの方が速いことになります。
AMDはインテルと比較して安価なのでBTO選択できるようになっている場合は、検討の価値ありです。
よく分からない方は、デュアルコア( 例えばCore2Duo(Intel製)、Athlon64 X2(AMD製) )のものを選んでおきましょう。
(その中でも「クロック周波数」が大きな数字のもの程、処理速度が速いです。)
いくら処理能力の高いCPUを選んでも、メモリーが少ないとパソコンの動きは極めて遅くなります。
Windows 7では1GB(64bit版なら2GB)は最低限必須ですが、パソコンを快適に使用するためにできれば初めから2GB(64bit版なら4GB)、更に将来メモリーの拡張ができるよう空きスロットがあると良いですね。
よくわからない方は、メモリー2GB(64bit版なら4GB)+メモリースロットの空きのあるモデルを選んでおきましょう。
インターネット閲覧、メールチェック、Officeソフトを使う程度なら40GB程度でもOKでしょう。
画像、映像データを多数保存するなら、多めの設定にしたいところ。
USB,IEEE1394ポートがあれば、外付けHDDの増設可能。
HDDの回転数の単位はrpm。1分間の回転数を示す単位ですので、数値が大きい程読み出し、書き込み速度が速くなります。
ですが、回転数が高いと音も大きくなるので、図書館などで使うときのこと等を考慮すると、ほどほどで良いかも、です。
DVDには以下の通りいろいろなタイプがありますが、たいていの場合DVD-Rしか使わないのが実状です。(少なくとも私は・・・)
あとは、書き込み・読み出し速度、片面2層書き込みの可否を良く確認しましょう。
3Dゲームやネットワークゲームをやりたい人は、予算の許す限りここにお金を投入しましょう。
そうでない人は最も安い構成でOKだと思います。
5.1chサラウンドを選べば、映画も臨場感たっぷりに楽しめます。